試験日の分散する年

わが国の首都圏に於いては、中学受験の関係者の間で「サンデーショック」という言葉が用いられることがあります。ミッション系の学校では、宗教的行事のある日曜を避けて、受験日が設定されるため、併願日程の組み方などに大幅な影響が及ぶ現象のことを、サンデーショックといいます。

そのように、サンデーショックの年には、ミッション系学校の入試日が分散するという現象が起こり、併願の機会が増えることとなります。とは言うものの、だからと言って、各学校の定員や試験の難易度などに変動が無い限り、合格する確率が高くなるという訳ではありませんので、気をつける必要があります。

ただ、この現象が起きれば、併願戦略を立てる際に、それなりの気を配る必要性が生じてくることは間違いありません。つまり、サンデーショックの年には、各学校の特色に合わせて、幅広い分野を包括した受験準備を進めることが大切になります。また、「ショック」という名前が付いてはいるものの、この現象が起きるかどうかは、暦などをチェックすれば早い段階で知ることができます。したがって、直前になって慌てる必要はありませんが、受験日の分散により、志望校選びが粗雑になることのないよう、注意する必要があります。